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“ホテルの就職にはどのくらいの英語力が必要なのか”の実態

“ホテルの就職にはどのくらいの英語力が必要なのか”の実態
 
グローバル化が実感できる職場
 種類や立地条件にもよりますが、大都市の繁華街の中心や、駅前など利便性の良い場所にあるホテルは、利用客が多いです。日本人宿泊客はもちろんのこと、今や空前の日本ブームもあって、外国人観光客も多く訪れており、有名どころは人気です。また、世界中にチェーン展開しているような有名ホテルでなくても、おしゃれなシティホテルなどは少し料金がリーズナブルになることもあって、これもまた人気です。

一方で、旅行費用を節約しようとビジネスタイプを利用する外国人観光客も少なくありません。昨今のホテル業界では、様々なスタイルの宿泊施設において、外国人観光客と接する必要性が出てきていると言えます。学生の頃に語学を学んでいたという人であれば、語学力を生かして外国の人たちと接することで、ホテルはグローバルな世界を実感できる職場になるでしょう。英語はもちろんですが、アジア各地からの観光客も多くなっており、中国語や韓国語の需要も大きいです。

しかし、英語を操るだけでも大変なことなのに、更に中国語や韓国語もとなると、そう簡単にはいかないでしょう。まずは基本として、英語を使いこなせるようになることが大事です。
 
 
資格としての必要性
ホテル業界に就職するにあたり求められるものとして、現在のグローバル化を受けて、『このレベルまで達した英語力が必要』と明確に記載しているところもあれば、『特に資格として何か持っている必要はない』としている例もあり、この点は様々だと言えます。ただし業務上、英語によるコミュニケーションで意思疎通を図る必要があるのは確実ですので、使えないよりも使えた方が良いのは当然です。

明確に英語力が必要だとしているところに応募する場合は、TOEICが重要になってくるでしょう。日常会話をはじめとする、英語力を判断する上で、世界共通のものさしとなっていますので、どの程度英語を操れるのかがはっきりわかるところが、TOEICの最大の特徴です。

一方で、たまに外国人観光客が宿泊するというようなところであれば、接客するにあたって必要最低限の会話ができれば、それで良しとしているところもあるでしょう。ホテル業界での就職を目指す上では、自分の英語力レベルに応じたところを選ぶことも必要であると思います。

ただし、英語が操れるのと操れないのとでは、仕事をこなすスピードや正確さにおいて、大きな違いが出てくると考えられます。英語を話す国の人とであれば、英語のスキルを持っていることで自分自身が対応し、お客様を案内することができます。もしできないのであれば、誰かに助けてもらうことになり、それが能力の差となって、会社からの評価に違いが生じるでしょう。同期や先輩に水をあけられる、あるいは水をあけて出世していけるかは、英語のスキル次第ということになるかもしれません。

 
 
実際のニーズ
有名なホテルともなると、ホテルマンとしての格式にも高いものが求められることから、きちんとした英語が話せる能力を持った人が求められるでしょう。グローバル化が進む今、様々な国から要人が訪れることも多くなりましたので、日本という国を、しっかりとした英語で説明できる語学力を持った人材が求められているのは確かです。

その一方で、観光を目的に日本へ訪れる外国人は要人よりもはるかに数が多いこともあって、四角四面に対応するよりもコミュニケーションを重視した方が、喜んでもらえる可能性もあります。日本人は、お客様をおもてなしする側としてピシッと対応しなければならないと決めつけがちなところもありますが、海外では迎える側が非常にフレンドリーに接してくれ、自分がお客さんであるという立場を忘れてしまうこともあるほどです。そんなフレンドリーな雰囲気の中で使う英語は、少し砕けた感じでも問題ないかもしれません。

自分の英語力のレベルに応じた職場を見つけることができれば、働きながら英語のスキルのブラッシュアップを続けることが重要になるものの、資格云々で仕事に就けなくなるということはないと考えてよいのではないでしょうか。